外壁塗装の支払いのタイミング

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外壁塗装の支払いのタイミングの画像

外壁塗装を業者に依頼して行う際、費用を支払うタイミングが気になると思います。外壁塗装の費用は決して安くはなく、100万円を超えるケースも珍しくないため、支払うタイミングについてもしっかり事前に知識を入れておくことをおすすめします。

外壁塗装工事の契約を結んだ時点で前払いでしょうか? 外壁塗装工事に着工した時点でしょうか?

外壁塗装の支払いは、完工後に支払いするのが一般的で、もし外壁塗装業者から契約直後に全額前払いを請求されたら、悪徳外壁塗装業者と考えてほぼ間違いありませんのでクーリングオフをしたほうが良いでしょう。

支払いの時期

一番良い外壁塗装費用の支払い方法は、外壁塗装完工後に全額支払うという方法でしょう。外壁塗装の請負契約時に最終的な外壁塗装の費用見積書の説明を受けてから契約を結ぶので、費用の追加請求がないのが基本です。

安心な全額完工後払い

外壁塗装工事完工後に支払いをするというのは、契約内容と同じ内容が行われたかどうかを確認してからの支払いになるので、費用を持ち逃げされてしまったり、手抜き工事のリスクを回避することが可能です。ほとんどの外壁塗装業者は、全額後払いという方法になっていますが、一部では着手金として、契約した金額の数パーセントの支払いを求められることもあります

2回払い

外壁塗装費用を着工前に1回目の支払い、完工後に2回目の支払いをするパターンもあります。この1回目が、どのくらいの金額になるのかも気になりますが、手付金程度じゃない場合は着工前に支払う理由をきちんと説明してもらいましょう。

外壁塗装業者によってはそこから必要な材料(例えば外壁塗料)の調達など、外壁塗装業者なりの理由があるかも知れません。理由に納得がいく説明がない場合は、きちんと話し合う必要があります。

3回払い

着工前、中間、完工後の合計3回の支払いです。外壁塗装の完工後であっても1回でまとめて全額支払いをするより、同じ支払い金額でも3回に分けて支払いをするほうが一度に出て行く金額が小さくなるので、気持ち的に3回払いに応じる方もいらっしゃるでしょう。

例えば着工前、中間では契約金額の5~10%、その残りの金額を完工後に支払うというケースなら考えは少し変りますが、着工前と中間の支払い金額が多いケースの3回払いはおすすめできません。着工前と、中間で契約した金額の多くの支払いを受けていれば、最後まで手を抜かずに外壁塗装を行ってもらえるか疑問が残るからです。

悪徳外壁塗装業者と言われる者たちは、最後の支払い金額を少なくしておき契約金額の10%程度にしておきます。中間までに費用の90%を受け取り肝心の外壁塗装は完了していないにも関わらず、外壁塗装業者が消えてしまうことや、外壁塗装の仕上げまで責任をもって行わず、手抜き工事をするといったトラブルが起きてしまっているのも事実です。したがって1回目・2回目の支払額の割合に注意が必要です。

危険すぎる全額前払い

冒頭でもお伝えしましたが1番危険なのが着工前の全額前払いです。全額前払いという方法は通常行われず、悪徳外壁塗装業者の手口だと思って間違いないでしょう。

リフォームローンを利用の場合

外壁塗装の際にリフォームローンを利用する方も多いでしょう。その場合、支払日、引き落とし日は各リフォームローンによって異なりますが、支払い(リフォームローンの返済日)は外壁塗装完工後の翌月もしくは翌々月から開始になるので、心配はありません。

見積書の依頼と同時に確認する

外壁塗装の契約を結ぶ前に支払いのタイミングと方法についてもしっかり確認することをおすすめします。1番安全なのは見積書を依頼する時点で支払いについても詳細を確認し、尚且つ契約を結ぶ際にも改めて確認をすることです。

完工後の全額支払いの場合でも着手金が30%を超える場合も注意が必要です。少しでも疑問や不安に感じた場合は、すぐに契約はせず、業界に詳しい人に相談したり、別の外壁塗装業者を探すことをおすすめします。